コーヒーブレイクの会 ６月定例会
会場:中央公民館（長岡市）
コーヒーブレイク会報 144号
梅雨らしい天気が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
会報の作成が滞っていて大変申し訳ありませんでした。
東日本大震災から3カ月が過ぎました。
原発事故のこともあり、とても大変ですが一日も早い復興を祈っています。
岩手の記事などを載せていますのでぜひお読みください。
７月の例会は「長岡市若者サポートセンター」１周年記念シンポジウムに代わります。 ７月１６日（第3土曜日）午後２時〜５時（受付開始１時３０分） 場所 長岡市立中央図書館 ２階講堂受付 「コーヒーブレイクの会」で受け付けてもらってください。無料。申し込み 参加をする方は、事前に田口へ連絡をください。（当日行っても参加できます。）
４月例会のみなさんの感想
□新しい年度になって学年が上がり子どもはとても張り切っています。新しいことも始めたようであまり疲れない程度にゆっくりやっていってくれたらいいなあ。
□みなさんのいろいろな体験を聞けてよかったでした。不登校をしている子はすごく感度が鋭く繊細だと思います。学校も大事だけど、自分らしく生きていったらいいと思います。楽しそうな情報を聞けて参考にしたいと思いました。
□久しぶりに伺ってみなさんの話を聞いて春を迎え、それぞれがんばっているんだなあって思いました。子どもにとって理解者であり続けたいと思います。でもただ待っているだけでは動かないので、押したり引いたりしていくんでしょうね。
□久しぶりに会に参加しました。自分の子どものことを話し、それに対して前向きな意見や感想がもらえるので、月１回でもこの場は親にとってはよい場だと思います。
□子どもが「やりたいと思った」そのこと自体が素晴らしいと考えていこう。私はつい「どうせまた」とか「長続きしないんだから」と皮肉を言ったりしがちだった。「そう思ったのは、子どもが前を向いているから。続くか、そんな先にことはわからないのよ」という今日のお母さんたちの言葉を忘れずにいたい。
５月の例会
地震の後のこともあり「普通の毎日のことが大切なんだ」ということが繰り返し話されました。京極夏彦が言ってます。 「３６５歩のマーチで ♪♪幸せは歩いてこない。だから歩いて行くんだね♪ ってのがあるけど、それは違う。本当は、♪幸せは歩いてこない。実はそこらに落ちている〜♪♪のだ。」と。
□４月から専門学校に進学をした子が思うように通学できない。専門学校はいったん入学したら就職に向かって過密に進んでいくから、それまでサポート校でマイペースでやっていた子にはハードルが高いようだ。そこで子どもの状況を先生に伝えたら、先生が子どものことを理解しようと努めてくれて、映画のこと音楽のことを話しかけてくれるようになった。でも子どもの進展は遅い。話をしてくれたそのお母さんは、「今までもそうだったけど、ギツバタギツバタしてそれでも進んでいる。こういう経験は長いので中学高校の時のようにビックリはしなかった。当然落ち込むけど落ち込みすぎないようにできた。本人が「私はこのままでは終わらない」と一番思っているみたい。」と話してくれました。
６月の例会のみなさんの話から
□今就職をしている子。この子は高校を中退しているから学歴は中卒。大検をとって社会に出た。そのころどうにかなるとは思ったけど、２４時間それが毎日続いて大変だった。周囲に相談したり話をしていたことが支えになって大切だった。心配がふくらんでくるから先回りして指図しがちだけど、子どもから少し遅れて歩くのがちょうどいいくらいだった。
□４月からパソコン教室に行き始めた子が休まずに続いている。先生はこの子のペースに合わせて静かに穏やかに教えてくれていて、秋に検定を受けたらどう？声をかけてもらい励みになっている。アルバイトをしたいといって、自分で連絡を取って面接に行って、結局不採用だったけどそこまで行ったのはすごいと思った。違うのを探してきて応募用紙の自己ＰＲをどんなふうに書くか悩んでいた。少しずつ動いていて動いたことを喜んでいる。
□すごく時間がたってから子どもはそんなにつらい中を学校に行っていたのかとわかることってたくさんあり、（ずっと後になってから子ども自身がポツリポツリと話してくれることある）その時親は何も気づかずにいた。
□「授業は受けたい。高校も行きたい。でも教室には自分の居場所がない。あの空間は嫌。」子どもが話してくれた。子どもの苦しみ、心に広がる闇がわかりたいのにわからない。
□昼、誰と一緒に弁当を食べるのか。理科室に行く時誰と一緒に歩けばいいのか、自由時間に誰と一緒にいたらいいのか・・・こういう事に子どもは神経をすり減らし、自信をなくしていっている。
